2020年に融資を受けた借入金の処理方法についてご教授願います
2020年12月に銀行から300万、公庫から300万を借入して2020年2021年と仕訳を未処理で申告してしまいました。2022年1月分から毎月の返済の利息分を経費計上したく、仕訳は以下の通りに行いました。
借入金/普通預金
利子割引料/普通預金
しかし2021年以前が借入金の入金処理を行なっておらず、2022年1月〜12月分を上記の仕訳を行っただけでは試算表の借入金がマイナス表示になってしまいます。
また、2021年12月分の支払い後の返済残高を元に2022年1月から借入金を発生させてしまうと、2022年1月に借入金が入金された事になり、2020〜2021年に使っていた経費も引かれていない、借入金額から返済額が引かれた金額だけが計上されてしまい大幅に実際の預金残高が少ない状態になってしまいます。そのような場合は2022年からの処理はどの様にしたらよいでしょうか?
税理士の回答

2022年1月1日で、2021年12月分の支払い後の返済残高を、いったん
(借方)普通預金 ××× (貸方)借入金 ×××
と処理しておき、普通預金の残高の足りない金額を
(借方)普通預金 ××× (貸方)事業主借 ×××
と処理して、借入金残高と普通預金残高を合わせるしかないと思います。
長文をお読み頂き、早速ご回答下さりありがとうございました。とても助かりました。そのように処理を致します。
一点ご質問が御座います。
(借方)普通預金 ××× (貸方)借入金 ×××
上記内容で仕訳をした際に、例えばですが2020年当初借入をしたものから
必要経費を支払った後の現在の口座残高100のところに
(借方)普通預金 100 (貸方)借入金 100
とした場合、口座残高が200となります
ですが、現在の口座残高は100が正しい数字になるので合わせるとしたら
(借方)事業主貸100 (貸方)普通預金100
でもよろしいのでしょうか?

借入金残高を合わせようとしたところ、普通預金が多くなってしまったということであれば、仕訳はおっしゃる通りで問題ありません。
まず、借入金残高を、公庫の返済スケジュール表の残高と合わせ、その後、普通預金残高を預金通帳残高と合わせるのがよい、というのが最初の回答の趣旨です。
預金残高が少ない状況になっている、とのことだったので、二番目の仕訳はそれを踏まえたものとなっています。
ご丁寧に説明して頂き腑に落ちました。
確定申告に間に合いそうです。
ご回答どうもありがとうございました。
本投稿は、2023年03月10日 20時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。