前払金の計上タイミングについて
不動産賃貸業の法人を運営しております。
6月に建築会社へ着工代金として前払金100万円、土地の契約金として売主に前払金100万円の合計200万円を支払いしており、8月末に決算を迎えました。
この場合経費計上のタイミングとしては2022年6月でよろしいものなのか、それとも実際に残代金を支払うタイミングと合わせるものなのかご指導ください。
税理士の回答

建築会社へ着工代金として前払金100万円
⇒建物完成時に残りの工事代金と併せて建物の取得原価として振替を行い、税務上の耐用年数に応じて減価償却を行い費用化されていきます。
土地の契約金として売主に前払金100万円
⇒土地取得時に残代金と併せて土地の取得原価として振替を行いますが、こちらは減価償却の対象外であるため、費用化はされません。
小松先生、ご回答ありがとうございます。
振替ということは、前払金として今回作成する決算書に記載し、来期の決算書には振替(取得原価)で記載されるということでお間違いないでしょうか?

8月末を決算期末日として、その時点で建物未完成、土地が未引渡であれば相談者様の理解のとおりとなります。
大変参考になりました。ありがとうございます。
本投稿は、2023年09月09日 08時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。