棚卸在庫について
年末に在庫をできるだけ売って少なくして税金を抑えたほういいとよく言われますが、結局払う税金は一緒ではないでしょうか。
1万円の商品を売れば期末在庫が1万円引くことができて課税対象額が抑えられるということですが、売らなくても翌年に期首在庫として1万円計上できるので、結局今期払うか来期払うかの違いだけで、最終的に払う税金は同じということで合ってますでしょうか。
税理士の回答

はじめまして
ご質問の件、質問者様のおっしゃるとおりです。
棚卸資産を今期少なくすると今期の所得(利益)は少なくなりますが、その分翌期の所得(利益)は多くなることになります。
このような操作方法を「棚卸除外」という手法になり、どうしても今期の税金を抑えたいと考える経営者が行ってしまうことがあるようです。
しかしながら、税務署の調査で発見されることも多いのも事実で、発見された場合には、「意図的」とみなされ重加算税という高い代償を支払わされることもあります。
ありがとうございました。すっきりしました。大変わかりやすかったです。
本投稿は、2018年01月26日 01時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。