棚卸しや計上について
2023年12月から開業し
アイリスト兼ハンドメイド作品を制作販売しております。(今回初めての確定申告で青色です。)
開業する前(10年くらい前)から
ハンドメイドの材料を買っていて領収書はありません。
現在はその時に買ったものと開業してから購入したものと混在している状況で制作販売しています。
そこで質問なんですが、
1.領収書がない過去の購入品は計上出来ないですよね?
2.開業後購入したパーツや材料の勘定項目は何になりますか?
3.材料が混在+棚卸しをした事がないのですが、
どこの範囲を棚卸ししたらいいですか?
4.棚卸しの際、開封していて在庫の明確な分量が算出出来ない場合はどうしたらいいですか?
(ビーズなどの細かいものなど)
5.計上していない材料も棚卸ししても大丈夫なのでしょうか?
初めてのことだらけで
ネットで同じような内容を探してもよくわからず
質問させて頂きました。
ご教授いただけると幸いです。
税理士の回答

奥村瑞樹
1.領収書がない過去の購入品は計上出来ないですよね?
領収書がない場合でも、過去の購入品を在庫として計上することは可能です。
2.開業後購入したパーツや材料の勘定項目は何になりますか?
原材料でよろしいかと思います。
3.材料が混在+棚卸しをした事がないのですが、どこの範囲を棚卸ししたらいいですか?
すべての棚卸資産について棚卸をする必要があります。
4.棚卸しの際、開封していて在庫の明確な分量が算出出来ない場合はどうしたらいいですか?(ビーズなどの細かいものなど)
その場合は、重さをはかる、目分量などで棚卸を行っていただいて構いません。
例えばですが、単価が100円のものを開封していて、目分量で大体半分ぐらいだと思ったら数量は「0.5」といった感じです。
5.計上していない材料も棚卸ししても大丈夫なのでしょうか?
「計上していない」とはどういうことでしょうか。
棚卸の前提として、期中に購入した材料などが期末日に在庫がいくつあるかということを調べるために行いますので、「計上していない」のは仕訳が漏れているかと思いますので、計上を行うとともに棚卸も実施します。
回答頂きありがとうございます。
とても参考になり助かります。
追加で伺いたいのですが、
5.の「計上していない材料」というのは
領収書が既になく品番が分からず金額などが不明なものということになります。
その場合仕訳はどうしたらいいのでしょうか?

奥村瑞樹
領収書が既になく品番が分からず金額などが不明なものということになります。
その場合仕訳はどうしたらいいのでしょうか?
そのような状況でしたら、棚卸(仕訳計上)しなくとも良いかと思います。
なお、すべての棚卸を行い、丁寧に在庫管理をしたいということであれば、単価1円で備忘として計上することも考えられます。
とても勉強になります。
教えて頂いたことをもとに仕訳していこうと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2024年01月06日 21時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。