電気代、通信費、車の経費の按分
自宅にてインターネットでの売買にて利益を得ております。
経費として電気代、車の経費を按分する計算の例を上げていただきたいです。
電気代に関しましてはルーター、PC、プリンターを常時接続しているのですが、売買が決定するタイミングは日によってまちまちでどのように計算すればよいか分かりません。具体例を上げていただければと思っております。
また、車に関しては商品の配送用にと購入を考えております。こちらに関しましてはどのように按分計算すればよいか、例を上げていただきたいと思っております。
加えて仮に電気代でしたら在庫置き場と仕事場所合わせて30%とこちらでざっくりと決めてしまった場合、疑われる場合はあるのでしょうか?
すいませんが回答よろしくお願いします。
税理士の回答

ご質問ありがとうございます。
電気代や車両費用等々家事消費分と事業用分とに共通する経費については、
ざっくりとした「一定の基準」により、家事消費分と事業用分とに按分して問題ありません。
「一定の基準」とは、
例えば、御自宅を事務所兼自宅としている場合について、
主に事務所として使用している部屋面積50㎡と自宅として使用している部分の面積150㎡であった場合には、1:3で経費按分するということとなります。
賃借料についてはこのように分配しますし、
水道/ガス/電気代についても同様の基準で按分することになろうかと思います。
車両についても、「だいたい仕事用として30%ぐらい使用している」ということであれば、30%を経費になります。
仮に税務調査となった場合でも、
家事消費分があるにも関わらず、全てを経費としているような極端で「明らかに否定できる」場合を除き、問題にはなりません。
これは、では、10%が適当なのか?30%が適当なのか?という「数量基準」を課税庁側が明確な数的根拠を持って主張することが難しいためです。
ご参考にしていただければ幸いです。
本投稿は、2015年07月25日 12時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。