手付金の仕訳について教えてください。
個人で設備屋をしています。今回アパートの新築工事をすることになりました。
700万の売上予定となります。
水道加入金など最初に60万円ほど支払いが必要なため、建主の方から先に100万円口座に入金がありました。
下記の仕訳で大丈夫でしょうか?
①6/12 普通預金1.000.000/前受金1.000.000(アパート新築工事手付金)
②6/14現金600.000/普通預金600.000
③6/14工事原価(水道加入金)600.000/現金600.000
左側に前受金がきていないので違う気もするのですが合っていますか?
また残り600万円売上が入金された時の仕訳はわかるのですが、手付金として受け取った分の残り40万円の仕訳が分かりません。
もしアパート完成までこの40万円使わなかった場合の仕訳がどうなるのかも教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
税理士の回答

こんにちは。会計の仕訳についてのご相談ですね。
「前受金」という特別なものが出てくると、少し複雑になるかもしれません。
まず前提として。
「前受金」は、売上代金の先払いであり、まだ売上にはなっていないけど、将来は売上になるお金という意味があります。
そして、この前受金から様々な仕入経費にお金を使ったとしても、会計上は、特段前受金を減らしたりすることはありません。
「前受金」という、売上になるものが何円存在するのか、決算書に書いておくことが大事なのです。
①6/12 普通預金1.000.000/前受金1.000.000(アパート新築工事手付金)
②6/14現金600.000/普通預金600.000
③6/14工事原価(水道加入金)600.000/現金600.000
上記の仕訳で、正しいですよ。
ちなみにこれ以降の仕訳として、
残金600万円入金時
→普通預金6,000,000/売上7,000,000
前受金1,000,000
1,000,000円の前受金は、建物が完成して売上が発生したときに、全額が売上として消える形になります。
回答ありがとうございます。
なるほど!そういうことなんですね!とても分かりやすいです。
前受金を使うのが初めてで困っていたためこれで無事に仕訳できそうです。
教えていただきありがとうございました。
本投稿は、2024年06月15日 09時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。