会社の備品を従業員に売却する場合
パソコンの入れ替え後、旧パソコンを従業員の希望者に売却しようと
した場合、その金額はどのように決めればよいでしょうか。
・業者に下取り見積りを出したところ、処分費用等を差し引くとほとんど
金額がつかないと言われています。
・同じ中古品を市場で買う場合は数万円するようです。
・購入時は30万円未満であったため全額消耗品で計上しています。
・パソコンとしての法定耐用年数は経過しています。
買取価額ほぼ0円、市場価格5万円とした場合に
従業員に5千円~1万円程度で売却するのは問題ありますでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
会社で不要となったパソコンなどの備品を社員に払い下げる場合、時価を下回る金額で譲渡すると、差額は給与とされます。インターネット等で一般の中古品売買価格(時価)を調べて金額を設定することになりますので、「市場価格5万円」であれば当該価額で売却するのが適正な処理と考えます(給与課税で従業員が納得了承して問題なければそれでもかまいませんが)。当然会社経理上は売却益を計上することになります。なおセキュリティ対策上パソコンのデータ消去等をお忘れないように。
ご回答ありがとうございました!
本投稿は、2024年08月07日 16時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。