ビジネス書を経費にする場合について
副業している会社員です。
今年も白色申告予定なのですが、ビジネス書や自己啓発書などを購入した場合について質問です。
経費で計上したいのですが、
購入しているビジネス書や自己啓発書は、自分の事業に関係する内容の本もあれば、別の事業を行うためのアイデアなどの勉強のために買う本もあります。
この場合、自分の事業には直接関係しない本でも、今後の事業に向けた勉強のために購入したとして、経費に計上できるのでしょうか?
※今後の事業とは、来年以降に活動を始める場合も含むものとします。
税理士の回答

購入したビジネス書や自己啓発書を経費に計上できるかどうかは、基本的にはその書籍が現在の事業に関連するかどうかが重要なポイントとなります。具体的には、現時点で行っている事業に直接的または間接的に役立つものであれば、経費として計上することが可能です。
しかし、今後の事業に備えての勉強のために購入した書籍については、以下の点に注意が必要です。
来年以降に始める予定の事業に関連した書籍は、現時点での事業とは直接的な関連がないため、現時点では経費に計上するのは難しいです。
ただし、その事業を開始した段階では、その事業の準備として購入したものとして経費に計上できる可能性があります。
現在の副業に関連する、もしくは事業運営のスキルアップを目的とした書籍であれば、経費として計上することができます。これは、事業の成長や改善に資するものと見なされるためです。
自己啓発書や一般的なビジネス書については、その内容が具体的に現在の事業に役立つものであるか、業務遂行に必要なものであるかどうかが判断基準になります。曖昧な場合や、プライベートに近い用途の場合、税務調査で経費として認められない可能性もあるため、慎重に判断することが求められます。
本投稿は、2024年09月04日 19時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。