ハンドメイド 2018年度の確定申告に向けて記帳をはじめたい
はじめまして。一昨年より趣味の範囲内として、
ハンドメイドで作ったアクセサリーをレンタルボックスにて委託販売をしております。(本業として、企業で経理業務をしております。)
昨年までは、売上も少なく、利益がない状態でしたので、
あくまで趣味の範囲と思い在庫管理や確定申告などは一切しておりませんでした。
今年に入り、起動に乗り始めたため、利益がでそうなので
確定申告が必要になった場合に備えて記帳を行いたいと思っております。
それにあたり数点質問がございます。
・現時点までで手元にある資材はどのように仕分け、計上を行えばよいでしょうか?
レシート等は全くとっていない状況です。
また、金具やビーズなど個数を数えられる資材もありますが、メインの資材はレース糸のため、残り何メートル持っているか等のカウントが難しいです。
・現時点まででレンタルボックスに委託をしている商品の仕分け、計上はどのようにおこなえばよいでしょうか?
・4/1から記帳を始める場合は、~3/31まで分は考えずに、あくまで4/1から計上をはじめたらよいでしょうか?確定申告を行うためには、1/1~3/31分までも委託料や売上の計上は必要ですか?
質問が多く申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答

確定申告を行う場合、1/1~3/31分までも委託料や売上の計上は必要になります。
レシート等がない場合でも、過去の取引金額を確認できるのであればその金額を仕入として計上するしかないと思います。それもわからないということであれば、仕入れとして経費計上は難しいと思います。
また、細かい資材に関しては金額も僅少だと思いますので、使った時点で経費にしてよろしいかと思います。
レンタルボックスに委託をしている商品は、売れた時点で売上に計上しましょう(委託している段階では何もしない)
どうぞよろしくお願いいたします。
1/1~3/31分までも委託料や売上の計上は必要とのこと、承知いたしました。
こちらについては、領収証等が手元にあるので計上が可能です。
しかしながら、仕入れの計上は難しそうなので、
昨年中までに購入した資材同様、使った時点で経費に計上としたいと思います。
その際の計上の仕訳はどのようになるのでしょうか?
材料費/事業主借(材料を仕入れた)
商品/材料費(材料で商品を作った)
でしょうか…?
商品/材料費の仕訳は不要でしょうか?
上記の仕訳で問題ない場合は、
その後委託先で売上となった際の仕訳は
現金,支払手数料/売上
でしょうか?
また、以降仕入れる資材については、
都度仕入れ(材料費?)として計上を行うつもりでおりますが
確定申告の際には、以降仕入れる分で在庫として残った分のみを
期末棚卸として考えるという認識で良いでしょうか?
難しく考えすぎて少々混乱しており、
トンチンカンな仕訳をしているようにも感じます…。
最終的には、会計ソフトで計上を行うつもりではおりますが、
事前にイメージを掴んでおければと思っております。
おいそがしい中、恐縮ではございますが、
ご回答・ご指摘をいただけると幸いです。

①材料費/事業主借の仕訳で良いです。
商品/材料費(材料で商品を作った)この仕訳は必要ないと思いますが、1つの商品に材料費がいくらかかっているかを把握するために一度商品に集約するということは考えられますが、日々の処理が面倒になるので個人的にはいらないかなと思います。ただし12/31日時点に商品があって、まだ売れていない場合は、商品/材料費の仕訳を起票し、資産として認識しておきましょう。
②委託先で売上となった際の仕訳は、 現金/売上で良いかと思いますが、支払手数料とはレンタルボックスに対するものでしょうか?であれば、ご相談者様のおっしゃる仕訳で問題ないかと思います。
③確定申告の際には、以降仕入れる分で在庫として残った分のみを期末棚卸として考えるという認識で良いでしょうか⇒その認識で問題ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。
お世話になっております。
3件すべて、とてもわかりやすいご説明ですんなりと理解できました。
おかげで不安に思っていた部分も解消されましたので、
早速今年の分の記帳を始めてみたいとおもいます。
また不明に思う点がありましたら、質問を投稿するかと思いますので、
ご縁がありましたら、またよろしくお願いいたします。
本投稿は、2018年03月25日 11時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。