開業前に仕入れ一部使用していた材料の扱いについて
ハンドメイド作家で開業するのですが、
開業前に仕入れて一部使用した材料(布)で開業後に商品を製作した場合は
商品完成時に
材料費(使用した布の面積分)¥****/事業主借¥****
で計上すればいいのでしょうか?
または
開業前に仕入れし一部使用していても開業日の日にちで
生地が未使用であるとして
材料費¥*****(仕入れ金額)/事業主借¥****
と計上すればいいのでしょうか?
開業前の材料で金額は把握できていても購入時の布面積が不明で単価も出せないものもあり仕訳の仕方に悩んでいます。
※棚卸表なるものはわかる範囲で作っています。
過去の回答を検索したりしましたが合っているのか不安なため質問させていただきます。
税理士の回答

開業前に仕入れた材料(布)は 開業時点での棚卸資産 として計上し、その後、使用時に材料費として処理するのが適切です。
方法①
開業時点で棚卸資産として計上
開業日において未使用の布があるなら、以下の仕訳を行います。
仕訳
材料費(布の仕入額) / 事業主借(開業前に購入したため)
この場合、開業後に商品を製作しても追加の仕訳は不要です。
方法②
使用時に材料費として計上
開業時に棚卸資産として計上せず、使用時に按分して材料費を計上する方法もありますが、単価が不明な場合は計算が困難です。
布の単価が不明なら、開業時点の残存布を概算で評価し、「棚卸表」を作成するのが現実的です。
とっても助かりました。
ありがとうございました!
本投稿は、2025年02月05日 10時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。