事業主勘定について
現金商売ではないのですが、現金でもたまに売り上げを受け取ることがあり現金記帳しておりましたが、現金管理が手間のため、現金勘定を使わずに基本的に現金売上げを事業主貸のみで仕分けしても差し支えないのでしょうか?
税理士の回答

坪井昌紀
このケースでは、「現金/売上」の直後に「事業主貸/現金」となるのだから、これをショートカットして「事業主貸/売上」で経理してしまうことの適否ですから、現金出納帳を正しく記入する面では、ダメです。
・しかし、このような経理でも、損益計算は正しい状態になります。
・専門家への質問になってしまうと、「利益計算上で否認されないからと言っても、このケースでは事務を省略しないようにしてください」という回答しか得られないと思います。
・補足として、貴殿が将来、会計や集金を任せる従業員を使う立ち場になった時には、この経理は省略しないことにより、資金管理をきちんとしていく基礎となると思います。
本投稿は、2025年03月17日 12時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。