クレジットカードで仕入時の日付
クレジットカードで仕入れた際の利用明細の日付と仕入先が発行した領収書の日付が異なります。
クラウド会計で管理しておりクレジットカードを連携しているため、クレジットカードの日付が反映されています。そのためその日付で仕訳登録をした方が、都合がいいのですが領収書の日付がずれてしまうのは大丈夫でしょうか?
また領収書にクレジットの日付(仕訳してる日付)をメモすることなどは必要でしょうか?
税理士の回答
同一年度の中であれば、原因がはっきりしているので日付の相違は問題ないと考えます。
万一、年度を跨いでいる場合には、実際の仕入日で処理する必要がありますのでご留意ください。
領収書への日付記入は行っていただくと良いと思います。
宜しくお願いします。

こんにちは。
記帳は原則として発生主義会計によります。
発生主義会計とは、モノやサービスを提供したり受け取ったりしたときに記帳するやり方です。
例えば仕入れを後払いで行った場合は仕訳は以下のようになります。
(仕入時)
①仕入xxx/買掛金xxx
(支払時)
②買掛金xxx/現金預金xxx
したがって、決済時に①の仕訳が切られるようであれば、カードとの連携をやめたほうがいいと思います。
請求時に①の仕訳が切られる場合は、実際の納品日と請求日が月を跨がないようであれば基本的には大丈夫です。
請求日と納品日が月を跨ぎ、ある程度の間があいてしまうようであれば、実際の納品日を①の仕訳日とされることをおすすめします。
領収書はどの取引に関する領収書かがわかるようにされておくといいと思います。
なお、支払時に仕入れたことにする現金主義会計で記帳しようとする場合は税務署へ届出が必要ですのでご留意ください。
以上、ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2018年04月18日 13時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。