服のサンプル品に使った経費の計上の仕方
洋服の販売を始める前に生地を購入し、自分でサンプル品を作ろうと思います。その際に生地はサンプルに使う分だけしか購入せず、その他の部材もその使用分だけ購入する予定です。糸などは自宅にあるものを使います。この場合どのような仕訳が適切でしょうか?消耗品でよろしいでしょうか?
税理士の回答
ご回答いただきありがとうございます。
申し訳ありません。現在青色申告者で既に
開業しております。現在他の仕事とともに自分のブランドを立ち上げ洋服販売を始めようと思っています。そのためサンプル品を自分で作成しようと思っています。この場合はどのような仕訳になるますでしょうか?

上田誠
サンプル品作成の仕訳は「そのサンプルをどう使うか」で分かれます。
1. 販売用として商品化する場合
→ 「仕入」または「商品」として計上
例)
仕入 10,000/現金 10,000
2. 展示会・SNS・着用サンプルなど宣伝専用の場合
→ 「広告宣伝費」や「販売促進費」として計上
例)
広告宣伝費 10,000/現金 10,000
3. 材料や布などが試作用で消耗的に終わる場合
→ 「消耗品費」で処理
例)
消耗品費 10,000/現金 10,000
ポイントは「そのサンプルが売れるかどうか」。
・売れるものは在庫(仕入)
・売らないものは宣伝費
・試作用で終わるものは消耗品費
ご回答ありがとうございます。とてもわかりやすいご説明で大変参考になりました。ありがとうございました。
本投稿は、2025年09月03日 21時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。