決算時の棚卸資産の廃棄や減耗の計上について
小売業をしている者ですが、棚卸資産を廃棄したり、倉庫内でなくなったものがあります。
棚卸資産を廃棄するにあたり、「期末棚卸高」を廃棄した後の金額を計上する方法で良いでしょうか?
廃棄損や棚卸減耗損の勘定科目を使わなくても廃棄したあとやなくなったあとの実際の棚卸の金額で計上すれば問題ないでしょうか。
税理士の回答

中西博明
実際の棚卸有り高で計上する場合、後に税務調査で指摘をされても抗弁できるよう、廃棄等した数量、単価は確実に証拠資料を残してください。
ご回答ありがとうございました。
承知しました。減耗損に対してはどの商品がなくなったかわからない状態なのですが、特に残す資料がなくても良いのでしょうか。
1年間の仕入金額に対し、なくなった金額は多くとも数万程度だと思います。

中西博明
計上根拠は説明できるようにしておいてください。
たびたび申し訳ありません。具体的にいうとどのような計上根拠の説明が出来ればよろしいのでしょうか。

中西博明
今までの棚卸金額は帳簿価格で申告していたのを実地棚卸の価格にするという質問だったと思うので、その差額ということになると思います。
税務調査があった場合、税務署調査官から計算根拠の説明を求められるはずですから、帳簿価格を記載した棚卸表を残しておけば答えられると思います。
承知いたしました!
細やかにお教えいただき、ありがとうございました。
そのように処理したいと思います。
本投稿は、2019年11月28日 13時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。