リース資産の判断
お願いします。
720万円のコンピュータ用ソフト(無形固定資産、)をソフト制作会社に作成してもらい、そのソフト制作会社から直接そのソフトを6年間借りる形で(ソフト制作会社に直接支払、1回払いなので利息ゼロ円)当社が使うのですが、これはリース資産として減価償却せずに、単に賃借料として72カ月分割で経理処理してよろしいのでしょうか。
税理士の回答

小山登
特注でソフト会社に製作してもらったソフトウエアーであれば、資産計上するのが妥当と思います
契約内容が詳細にわかりませんので断言は出来かねますが
(契約満了後のソフトの所有権の帰属、契約期間延長の条件など)
資産計上(耐用年数5年)して
借方 ソフトウエアー 貸方 長期未払金
でしょうね・・・
ご回答頂きましてありがとうございます。
少し詳しい契約内容が不足していましたので追記いたしますので、ご教授ください。
①ソフト借用使用期間=6年
②支払方法=借用開始時一括全額現金振込み支払い。
③ソフトは当社以外の他の企業でも使用出来る複写して販売出来るものです。
④途中で借用をやめることは出来ますが、支払は最初に全額支払わなければならない。
⑤耐用年数は複写して販売出来るソフト(無形固定資産)なので3年ですが、借用期間は6年。
⑥契約借用期間の6年満了後は、月額換算の1割の金額で再度借用出来ますが、結果的に当社が買い取ることは出来ません(ソフト製作会社が売却をしてくれません)。
リース会社を通しますと(ソフト制作会社がリース会社に売却し、リース会社から当社がリースする)利息が上乗せされて高くるため、直接ソフト制作会社と賃貸借契約を結ぶ考え方です(ただし支払は最初に全額現金支払い)。
説明が下手で申し訳ございませんが、単純に月々賃借料計上(オフバランス)ではなく、リース資産(オンバランス)とした方がよろしいでしょうか、ご教授の程お願いいたします。

小山登
この契約はソフトウエアーの使用権・販売(転売)権の売買を目的とするものでしょう
繰延資産に計上して6年償却が妥当と思います
度重ねて有り難うございます。
リース資産には該当せず、繰延資産としての考え方、理解いたしました。
本投稿は、2016年09月02日 18時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。