貸借対象表について
個人事業主2年目なのですが、1年目は開業費が貸借対象表に書かれるのは分かりますが2年目の今回の確定申告のために会計ソフトで書類を作成したら今回の分にも開業費が前回と同じく書かれているのですが、これは正しいものでしょうか?
税理士の回答

開業費は貸借対照表の資産項目(繰延資産)になります。償却すれば以下の様に残高が減少していきます。
(繰延資産償却)xxxx (開業費)xxxx
償却がされていなければ、前年と同じ残高が繰り越されます。
毎年必ず載っているものなのでしょうか?
意味がわかっておらず申し訳ありません。
本来どうするものなのかもわからない状態で、償却とは何なのかもわかりません。
今回それをしたものを提出した方が良いのか、このまま記載されたものを提出すれば良いのか、わからない状態です。
あと資産の部に開業費が書いてあるわけですが、その開業費の項目の期首と期末の金額が同じなのですが、これは問題ないものでしょうか?

1.償却(費用で落としていく)をしなければ、毎年同じ残高で残ります。
2.開業費は、本来は5年で費用に落とすか、任意で費用で落としていくことになります。
3.費用に落とさなければ、期首と期末で同じ金額で問題ないです。
落とした場合と落とさなかった場合ではどう違うのでしょうか?

開業費を費用で落とさなければ、貸借対照表にそのまま残高で残ります。費用で落としていけば、経費になり退職対照表の残高もなくなります。
費用で落とすと税金か何かに関係するのでしょうか?
又、費用で落とす場合は実際に手元にある(銀行保管ではなく自宅の金庫で事業資金を保管しています)事業資金を動かす必要があるのでしょうか?

1.繰延資産を費用で落とせば、課税所得を少なくできるため所得税は少なくなります。
2.繰延資産を費用で落としても実際の資金は動かす必要はないです。
とても分かりやすく説明してくださってとても助かります。
5年以内にやればいいと教えてくださいましたが、それは今回の確定申告ではそのままでも良いということでしょうか?

今回はそのままでも良いと思います。
その処理をするときは1年の中でどのタイミングでもいいのでしょうか?年の始め又は年末じゃないとだめとかありますか?

処理のタイミングはいつでも良いのですが、できれば年末が良いと考えます。
ありがとうございます!
開業費自体は少ないのですが、費用で落とさないということも可能なのでしょうか?
本投稿は、2020年02月18日 12時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。