青色申告、仕訳帳のクレジット分入力の際の消費者還元分について
青色申告(65万控除)の仕訳帳にて
クレジットカードでの購入分で
事業口座より経費になるものと、ならないものの生活費が落ちているため、両方とも記帳しているのですが
クレジット明細にある消費者還元分の項目の処理がわかりません。
経費で10000円の物を購入の場合↓
購入日:消耗品10000 /未払金10000
引き落とし日:未払金10000/普通預金10000
生活費で10000円の物を購入の場合↓
購入日:事業主貸10000/未払金10000
引き落とし日:未払金10000/普通預金10000
と処理しております。
こちらに「-250円」という消費者還元分というものがクレジット明細にかかれている場合、それぞれのパターンでどういう記入になるのか。
事業経費にあたる消費者還元分と、生活費にあたる消費者還元分の処理をご教示いただけませんでしょうか
よろしくお願いいたします
税理士の回答

消費者還元分は、値引きと考えられるので、値引き分を必要経費相当額と生活費相当額に按分するのが適切な処理であると思われます。
上記の例をそのまま使用すると、仕訳は以下のようになります。
(借方)未払金 125 (貸方)消耗品費 125
(借方)未払金 125 (貸方)事業主貸 125
この仕訳を切ることで、未払金の残高は19,750円となり、口座引き落とし額と一致することになります。
引き落とし時の処理は、上記の仕訳をした場合は、追加で
(借方)普通預金 125 (貸方)未払金 125
(借方)普通預金 125 (貸方)未払金 125
となります。
唐澤先生ご回答ありがとうございました。
なるほどどちらかだけに適応するというものではないのですね。
按分するのはなにか計算方法とかあるのでしょうか…
実際手元にあるクレジットの明細には
-243円の消費者還元分
がきておりまして。
理解が追い付かずでお手数おかけします
よろしくお願いいたします

クレジットカードで購入した金額のうち、必要経費になる金額と、個人使用した金額との比率で、按分するのが適当であると思います。
上記の例では、必要経費になる金額と、個人使用した金額が両方とも10,000円でしたので、
①消耗品費から差し引く金額
250円×10,000円/20,000円=125円
②事業主貸から差し引く金額
250円×10,000円/20,000円=125円
と計算しております。
ご回答ありがとうございました。
とても助かりました。
本投稿は、2020年03月19日 04時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。