昨年度に売れた商品が返品された場合についての仕訳
個人事業主の専従者として経理をやっています。
昨年8/9に税込(8%)21600円の商品が売れましたが、今年になって返品したいとの相談を受けました。仕入先業者がこの返品に応じてくれるとのことで、お客様から返品された商品が2/20付けで業者に返品の扱いとなり、仕入値15120円(税込)が3月分の請求からマイナスされました。お客様への実際の返金21600円は3/15でした。
これらの仕訳をどうしたらよいか、わかりません。ご教示いただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

前期についての売上、仕入の修正になりますので、以下の様な仕訳になると思います。
2/20 (仕入)xxxx (買掛金)xxxx
(雑収入-前期損益修正益)15,120円
3/15 (雑損失-前期損益修正損)21,600円 (現金預金)21,600円
ご回答ありがとうございます。
経験が浅く、初めて見る仕訳ですが、大筋で理解できたように思います。
2/20の仕訳について、
(仕入)15120円(買掛金)15120円
という形でとまとめに借方の項目になるという理解でよろしいですか?
今少し疑問点を明確にして質問させていただきます。
もし返品が同じ年度内であれば、いわゆる逆仕訳をすればよいというところまではわかります。
逆仕訳例
□月△日 売上 21600円 / 現金 21600円
〇月×日 買掛金 15120円 / 仕入 15120円
といった形になるでしょうか…
年度を跨いでしまったために、業者への返品のさい、翌月の請求額から相殺してもらった分が「雑収入(前期損益修正益)」となり、お客様へ現金で返金した分が「雑損失(前期損益修正損)」となる、という風に理解しました。
そこでわからないのが、業者への返品に関する仕訳(2/20)の
(仕入)15120(買掛金)15120
の部分なのですが、これがひとまとまりの項目になるのでしょうか、という質問です。
仕入と買掛金は必ず右と左に分かれる勘定科目だと思っていましたので…

業者への返品(2/20)については、3月分の請求が仮に40,000円だとしますと、以下の様になると思います。
(仕入)40,000 (買掛金)24,880円
(雑収入)15,120円
どうもありがとうございますm(__)m
とてもよく理解できました!
本投稿は、2020年04月06日 14時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。