ASPサービスの社会福祉法人での会計処理について
今回社会福祉法人でオンプレ(クライアントとserver)で使用していただいている介護事業者向けのソフトウエアシステムをASPサービスに乗り換えるご相談を受けました。そのASPサービスは、サービス(WEB上で動くソフトウエア)を使用する権利を数年分まとめて一括購入いただくことになります。ご相談を受けた際に無形物であるASPの会計処理ってどうなるんだろうと聞かれ私の周りに聞いてみましたが、答えがでませんでした。よろしければご助言いただければ幸いです。モノを買うわけではないので迷われているようです。
税理士の回答
東京都中央区の小林税理士事務所 小林拓未と申します。
ASPサービスは、専用のものに、カスタマイズするのではなく、通常のサービスを受けるだけであれば、「支払手数料」、「賃借料」などの科目で費用処理することになろうかと存じます。今回は、まとめて一括でお支払いされるということですので、支払時に、いったん「長期前払費用」とし、毎月費用に振替していくことになります。
専用のものにカスタマイズした場合は、事実上取得したものと同じになりますので、自社利用の「ソフトウエア」になろうかと存じます。通常5年の耐用年数ですが、使用期間が決まっているのであれば、その期間が耐用年数になるものと考えます。
以上よろしくお願いいたします。
回答ありがとうございます。わかりやすい回答で理解できました。早速お伝えいたします。十分な内容を一番にご返答いただきましたのでベストアンサーに選ばさせていただきます。
本投稿は、2016年10月07日 14時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。