納品先が複数ある場合の仕訳の日付と金額について
昨年開業したばかりの個人事業主です。
仕訳するときの日付けと金額についてわからないことがあったので質問させてください。
印刷会社へ依頼し、複数の異なる商品を製造して頂きました。
代金は発注時にクレジットカードで一括先払い済みです。
印刷所で印刷したものを
A社、B社、C社へそれぞれ委託販売するため送付
自宅へ予備を送付
という4カ所へ商品を送ってもらう場合、納品日はバラバラになってしまいます。
通常、納品した日(仕入れ商品到着日)で「仕入高/買掛金」を記入すると思いますが、この場合はどのように記帳するのが正しいのでしょうか。
①委託先の納品数ごとに原価を計算し、それぞれ納品された日付で仕訳
②金額はカード一括払いの金額で、一番早く納品された先の日付で仕訳
③金額はカード一括払いの金額で、一番遅く納品された先の日付で仕訳
④その他の日付や方法で仕訳
どれが正しいのでしょうか。
お恥ずかしながら、今までの仕入れはカードで支払いが発生した日付で一括の金額で記帳しており、納品日で記帳できておりませんでした。
今になって気付き、確定申告前にと急いですべての仕入れに関する日付を修正しているところです。
至らない点や足りない情報がありましたら、お手数ですがご指南くださいますと幸いです。
よろしくお願い致します。
税理士の回答
①が正しい処理になると考えられます。
おっしゃるように、仕入の計上は、商品が納品された日付で行うのが適当であり、文面を読む限り、商品は印刷会社から、直接委託販売先に発送されていると思われ、その場合の納品日は、委託先に商品が届いた日と考えるしかないからです。
委託先ごとに原価計算を行うことにより、期末棚卸高の計算も正確に行うことができるようになり、正確な決算書作成につながりますし、また副次的効果として、委託先ごとの原価管理も実施できるようになります。
とても分かりやすい回答をありがとうございました。
仰るとおり、印刷会社から直接送られています。
委託先ごとの原価計算で期末棚卸高が正確に計算出来るようになるとの回答も、大変納得がいきました。
カード一括の記録の方が楽ではありますが、納品日を調べ直し、しっかり計算して記帳し直そうと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2021年01月24日 17時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







