プロパンガス保証金の立替えについて
・弊社で社宅契約しているアパートに関係会社の社員が入居することになりました。
※月々の家賃は弊社で立て替えし、関係会社へ請求する流れになっています。
【保証金の立替え】
・プロパンガス保証金¥10,000を弊社で立て替え払いしました。解約時に返金あり(但し手数料¥550は相殺)
この場合の仕訳と処理はどのようにしたら良いでしょうか?
※「預け金」勘定は弊社では使用していません。
①解約時の支払い手数料のみ、関係会社に請求する?
●支払い時
保証金 10,000 / 現金 10,000
□解約時
現金 9,450 / 保証金 10,000
支払手数料 550
□関係会社へ請求
立替金 550 / 支払手数料 550
□関係会社から入金
現金 550 / 立替金 550
②支払い時に立替金計上する方法もあるのでしょうか?
③その他
適切な処理をご教示いただけますと助かります。
税理士の回答

月々の家賃の支払いを立替金に振り替えて処理しており、関係会社から精算金の入金時に立替金を取り崩す処理をしているのであれば、それとの整合性の観点から保証金勘定を用いるのは適当ではなく、すべて立替金で処理するのがよいかと思います。
①支払時
(借方)立替金 10,000 (貸方)現金 10,000
②関係会社からの入金時
(借方)現金 10,000 (貸方)立替金 10,000
③解約時
(借方)現金 9,450 (貸方)立替金 9,450
立替金がマイナスになりますが、家賃等の立替金と相殺されますので、全体ではプラスになると思います。
④関係会社との精算時
(借方)立替金 9,450 (貸方)現金 9,450
プロパンの契約時から解約時までは相当の期間があると思われることから、その期間、御社で当該金額を負担することになるため、保証金も請求したほうがベターだとは思いますが、それは関係会社との契約によります。
上記は関係会社に保証金も請求する前提で記載しています。
唐澤様、ご回答いただきましてありがとうございます。社内に聞ける人が誰もおらず困っていました。こちらを参考に処理をさせていただきます。
本投稿は、2021年05月21日 00時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。