短期前払費用について

３月期決算企業です。翌期以降の雑誌購読料１年分を毎年３月に支払っている場合、短期前払い費用ということで損金算入可ですが、１年分ではなく３年分を支払っている場合は（継続的に3年ごとに支払っている）損金不算入で、会計上ちゃんと前払い処理しなければならないのでしょうか。10,000円程度の話なのでそのまま損金算入したいのが本音です。

税理士の回答

服部誠

税理士法人レガート

1. 東京都
2. 中央区

短期前払費用は１年以内に役務の提供を受けるもの等に関する特例ですので、３年分の支払いとなりますと原則に戻って本来の前払費用として処理すべきものと考えます。

なお、税務調査の現場において、どこまで気が付くかということもあるかもしれません。気付いても少額不追及ということで不問となることも考えられます。
以上、ご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。勉強になりました。

本投稿は、2017年03月09日 22時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。