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「まとめていくら」で購入した商品の原価について

よろしくおねがいします
個人事業主で物品の販売業をしています

仕入れの際の疑問なのですが
例えば腕時計だとすると
色々な種類の腕時計100個まとめて10万円、といったような形で仕入れることがあります

このとき、1個1個の仕入れ値があるわけではなく、100個まとめて10万円
という請求書です

これが全て在庫になっていれば、10万円が在庫
というのは簡単にわかるのですが
例えばこの内20個だけ売れて、80個が在庫になっている場合の在庫の金額を
どのように求めればいいのかがわかりません

単純に80%残っているので80,000円というわけでもなく(それぞれの時計の価値が同じではない)

個人事業の場合だと最終仕入原価法になると思うのですが、この場合どのように
棚卸しを考えればいいでしょうか

税理士の回答

こんにちは。
意外と難しい問題ですよね。
ではどうするべきでしょうかということで悩んでの質問と拝察いたします。
答えとしては、最も合理的な基準で計上するべきです、という回答になります。
質問者様のおっしゃる通り、80%残っているから80,000円で在庫にしたというのも、ある意味合理的な理由による計算とは思われます。しかし、最も合理的であるかというと、時計の価値が違うということから最もではないと言えるかもしれません。
ではどうするか、もしも私だったら、今回仕入れた時計の販売予定価格の総額を分母にし、個々の時計の販売価格を分子にして分数計算をします。その割合を購入価格の100,000円に乗じて端数処理をすることで、最終的に100,000円に一致するようにいたします。
そうすることで、個々の時計の仕入価格が出てきますので、その単価を最終仕入として採用し、在庫計算いたします。
もしも、この方法より「最も合理的」に合致する方法があれば、そちらを採用いたします。
ご検討をよろしくお願いいたします。

本投稿は、2021年08月25日 09時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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