取扱手数料を含む商品代金の売上仕訳
商社経由で商品を販売しております。
商社との契約書の商品代金に「取扱手数料を含む」旨が記載されており、決済代金より相殺とのことになっております。
この場合の売上仕訳はどうなりますでしょうか?
契約書にある取扱手数料を含む金額を売上高として処理して問題ないでしょうか?
もしくは、手数料分は売上としない方が良いのでしょうか?
■例)A商品¥100,000(商品代金に取扱手数料¥10,000含む)
※取扱手数料は商品代金決済時に相殺
① 売上時:(売掛金)100,000/(売上高)100,000
決済時: (現金)90,000/(売掛金)100,000
(販売手数料)10,000
② 売上時:(売掛金)90,000/(売上高)90,000
決済時:(現金) 90,000/(売掛金)90,000
今まで商社からの契約書は、手数料を商品代金に含めない契約書だったのですが、今回含まれており、処理がよくわからず質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

①の処理が正しい処理となるものと考えます。
契約書に商品代金に「取扱い手数料を含む」旨の記載があり、相殺されて入金されている以上、①のように処理しないと、総額表示の原則という会計上の大原則に反してしまうことになるからです。
②の処理は誤りとなります。
ご回答ありがとうございます。
①の通りの処理にする理由もご説明いただき、よく理解することができました。
本投稿は、2021年09月02日 15時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。