立替交通費の仕訳について教えてください。
個人事業主で、顧客訪問時の交通費は顧客へ請求しています。
その場合の仕訳やその他の疑問につき、教えていただきたいです。
訪問時の交通費は一旦立替支払しています。当月の活動費及び立替交通費を月末に請求、翌月末に振込となっております。
ここで問題なのが、実際の交通利用時と請求金額に少し差異が生じてしまうことです。例えば、新幹線利用に早割などで少し安く購入しても、取り決めにより定額で請求していますし、車で訪問する際もガソリン代を請求するわけにはいかないので、電車の運賃分を請求しています。
以下の仕訳で合っているか教えていただきたいです。
当月 訪問時の交通費 借方:旅費交通費/貸方:現金
当月末 顧客への請求時 借方:売掛金 or 未収入金 or 旅費交通費?(何が妥当でしょうか?)
翌月 顧客からの入金時 借方:普通預金/貸方:売上(売上+旅費収入)
差異分については雑収入で計上でしょうか?
本来は立替金で仕訳、差異については雑収入で売上計上とするのかなと思うのですが、月もずれており、訪問手段も違ったりと、処理が難しいです。
税理士の回答

月ヅレや訪問手段の違いは考慮することなく、実際の支出額と入金額で整理した方がよいかと考えます。
当月支出時:立替金/現金(実際支出額で起票)
当月請求時:立替金に関する仕訳なし(請求書に立替金額(取り決めによる請求額)を明示し、請求)
売上の仕訳は別途起票
翌月入金時:立替金計上額を取り崩し、入金額と差額が出た場合には雑収入
売上入金仕訳は別途起票
本投稿は、2021年09月10日 16時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。