電気代や家賃等の仕訳帳の記帳につきまして
現在、在宅での仕事をしているものです。
仕訳帳の記帳の仕方で二点お聞きしたい事がございます。
①家賃の仕訳について
令和3年2月分と書かれた家賃の請求書があり、検針日付1月5日となっている場合、
記帳をする際どこを指針にして見れば宜しいのでしょうか。
発生主義と考えなければいけないとの事で、そうするとこの場合は仕訳帳2月のところに記載するのではなく、
1月の仕訳帳のところに家賃(2月分)として記載し、1月分の計上としてしまって宜しいのでしょうか。
②光熱費の仕訳について
電気代を仕訳帳に記載する際の質問です。
令和1月分と記載された電気代の領収書があり、検針日1月21日、ご利用期間12月17日〜1月20日とあるのですが、
その場合はどのように記帳したら宜しいのでしょうか。
検針日を基準にするのか、ご利用期間を基準にするのか、それとも1月分と記載を基準にするのか。
どなたかご回答頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

①検針日ではなく、利用期間で費用を計上することになります。
家賃は通常前払いであり、2月分の家賃を1月中に支払っていると思われるので、
1月の支払い時
(借方)前払費用 ××× (貸方)現金 ×××
として処理しておき、2月に
(借方)地代家賃 ××× (貸方)前払費用 ×××
として、家賃(2月分)と摘要に書けばよいと思います。
②理論的には利用期間を基準にするのが妥当ですが、実務上は煩雑なので、領収書に記載の「1月分」で処理してしまうことが多いものと思われます。検針日は関係ありません。
2月に支払っていれば、
(借方)水道光熱費 ××× (貸方)未払金 ×××
となります。
家賃と水道光熱費につきまして、分かりやすいご説明ありがとうございます。
教えて頂いた内容を踏まえてもう二点程教えて頂きたい事がございます。
現在二人暮らしで、家賃は夫の口座から毎月引き落としされており、そのうちの家賃半分を私が現金で夫に渡している状態です。
家賃は大体前払い制度という事で、
ex)
⚫︎例えばですが家賃を10万円として、2月分家賃は1月25日に夫の口座から引き落とし(私は現金で家賃半分の5万円家賃を渡している)の場合、仕訳帳は
1/25
(借方)前払い金 5万円 (貸方)現金 5万円
とし、
2月に入った際は
(借方)地代家賃 5万円 (貸方)前払費用 5万円
と記載するとして、
2月の日付はいつになりますでしょうか?
領収書には◯月◯日〜◯日まで利用などの記載がない為、2月分という事は2月丸々1か月分という認識を持って、2月1日として記載してしまって問題はないでしょうか?
⚫︎また、年をまたぐ請求につきまして、
令和1年12月25日に来年の令和2年1月の家賃が引き落とされる場合、記載方法は上記と同じように仕訳帳に記載して、
令和1年12月25日に支払った令和2年1月分の家賃は、令和1年で計上せず、令和2年のときに計上となりますでしょうか?
長々と申し訳ございません。
もし宜しければ、ご回答宜しくお願い致します。

①2月の日付は2月1日になります。おっしゃるような理解で問題ありません。
②仕訳は上記と同じ仕訳になります。決算書の貸借対照表に前払費用の残高が残っていないとおかしい、ということになります。
②も同じように仕訳して良いのですね。
かしこまりました。
また、貸借対照表の前払い残高が残っていないと間違っているとの事も理解しました!
ありがとうございます!
本投稿は、2021年12月31日 16時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。