固定資産か修繕費か
賃借している機械装置(材木用つかみ式積み下ろし装置で、貸し手側の取得価格は約1千万円位)は無線で操縦します。老朽化のため、無線装置部分のみ一式(操作機&受信機)を借り手側で交換(約100万円、元の無線と同じもの)した場合、固定資産でしょうか、修繕費でしょうか。
宜しくご教示の程お願いいたします。
税理士の回答

冨岡秀樹
阪神税務総合事務所の冨岡です。
今回の修繕につき、貸し手側は金銭を負担しないと仰っているのでしょうか。賃貸借契約書に修繕についての条項は無いのでしょうか。一般的に契約書に特約条項がない限り賃貸人が修繕費を負担することになります。
どうしても御社が負担するとなると、御社のものでない資産について「修繕費」というのはあり得ないと思います。資産計上し償却していくことになります。賃貸借期間が終わった時、御社の資産ですが使い道はないですね・・・ 賃貸人とよく話合ってください。
回答頂き有り難うございます。
分からないことは、借りた機械を使用して利益を得るのが借りた方の場合は自己資産と同様に扱う考え方は間違いでしょうか。もし、それでもいいのでしたら、操縦する部分の一式交換はやはり固定資産なのでしょうか。
本投稿は、2017年05月08日 14時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。