海外法人から国内法人への不動産の寄付
状況
・日本国内の約1億円相当の不動産を所有してる海外法人A社
・日本法人B社
・AB2社間には資本関係無し
・A社からB社に不動産を寄付したい
流れ(想定)
①A社からB社に不動産を寄付
②A社は該当国基準で会計処理
③B社は1億の売上計上、資産計上(時価?)、不動産取得諸費用支払、決算、納税
と考えているのですが、想定される税務リスク、抜け漏れ、もしくは他に適切な方法はございますでしょうか。
税理士の回答

シーズ税理士法人の川口です。
ご質問頂いた事項につき回答させて頂きます。
上記取引をした場合の税務上の取り扱いは下記の通りと考えます。
【A社】
特段課税は生じません。
【B社】
税務上の仕訳は〈不動産1億円/受贈益1億円)となります。
この受贈益1億円に対して、法人税、地方税等が課されます。
また、不動産取得に伴い不動産取得税及び登録免許税等が課されます。
資本関係のない2社間において合意された取引であれば税務上大きなリスクが生じる可能性は低いものと考えます。
ご不明な点等御座いましたらご連絡ください。
丁寧なご回答誠にありがとうございました。
お陰様で理解が深まりました。
本投稿は、2022年03月22日 18時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。