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非業務用から業務用に転用した軽自動車の減価償却について

2017年12/15日に注文した軽自動車車体、付属品、諸費用の現金価格が1518879円で、申込金30000円を支払いました。
残価クレジットで購入したので残金1488879円と分割手数料184755円を入れた支払総額が1703634円です。
2018年1/15日に納車され毎月の残クレ支払いが1回目27134円以降は毎月22000円支払いです。
2022年8/23日に個人で開業して仕事用とプライベートで使用しています(仕事8プライベート2)。
2023年1/26日最終回支払額が370500円になります。
この場合の減価償却の計算はどのようにすればよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。

税理士の回答

新車、取得価額が1,518,879円、減価償却費は円未満切捨て、事業供用割合を乗じた金額は四捨五入の前提で回答します。
非業務用期間(2018年1月15日~2022年8月23日→4年7カ月8日→6カ月以上切上げで5年)
耐用年数 4年×1.5=6年
減価償却費 1,518,879円×0.9×0.166(旧定額法6年償却率)×5年=1,134,600円
業務転用時の未償却残高 1,518,879円-1,134,600円=384,279円

業務転用後
耐用年数 4年
2022年
減価償却費 1,518,879円×0.25(定額法4年償却率)×5カ月(8~12月)/12カ月=158,216円
必要経費算入額 158,216円×80%=126,573円
2022年12月末の未償却残高 384,279円-158,216円=226,063円
2023年
減価償却費 1,518,879円×0.25×12カ月/12カ月=379,719円>2022年12月末の未償却残高226,063円のため、226,063円-備忘価額1円=226,062円
必要経費算入額 226,062円×80%=180,850円

残価設定クレジットは支払い方法なので減価償却費の計算には関係しません。

大変わかりやすい説明ありがとうございます!
仕訳方法も教えて頂けましたら大変助かります。
よろしくお願い致します。

2022年8月23日
(借方)車両運搬具384,279円/(貸方)元入金又は事業主借384.279円

2022年12月31日
(借方)減価償却費158,216円/(貸方)車両運搬具158,216円
(借方)事業主貸31,643円/(貸方)減価償却費31,643円

お忙しい中、早々にお返事頂きましてありがとうございました。

本投稿は、2022年10月14日 16時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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