ローン中の固定資産 仕訳方法
去年、開業準備期間に事業用の50万のソフトウェアを10年返済でローンを組みました。
毎月、プライベート口座からローンを返済しています。
開業はしていませんが、今年度から確定申告する為に複式簿記で仕訳しています。
質問です!
50万のソフトウェアは5年の減価償却!
ローンの利息は支払利息として計上!
というお知恵を頂いて仕訳をしていました。
借)減価償却費◯◯円/
貸)事業主借[プライベート口座]◯◯円
・◯◯は50万(減価償却5年)÷60の1ヶ月分の金額です。
・プライベート口座から毎月引き落とされている金額ではないです。
未払金の項目を調べてるとローンの支払いが残っていると使う項目、と書いていたので、私の理解と仕訳は何か間違っているかも?
とザワザワしています。
ローン中の減価償却は上の仕訳で大丈夫でしょうか?
税理士の回答
こんにちは、税理士の川島です。
仕訳で記載させて頂きます。
1.固定資産に利息が含まれていない場合
(1)購入時
工具器具備品 50万 / 未払金 50万
(2)毎月の支払時
未払金 〇〇 / 現金預金 〇〇
支払利息 〇〇 /
(3)決算
減価償却費 〇〇 / 工具器具備品 〇〇
2.固定資産に利息が含まれている場合
(1)購入時(利息が6万円と仮定)
工具器具備品 50万 / 未払金 56万
前払費用 6万 /
(2)支払時
未払金 〇〇 / 現金預金 〇〇
支払利息 千円 / 前払費用 千円
(3)決算時
減価償却費 〇〇 / 工具器具備品 〇〇
となります。
回答ありがとうございます!
購入時に未払金の仕訳が必要なのですね。
去年、ソフトウェアのローンを組んだものを
今年1月の帳簿に(1)の仕訳方で記帳します。
ローンの利息省いたトータルの金額ですね。
そして1月分のローン引き落とし日のところには
(2)の仕訳方で記帳します。
◯◯は減価償却した金額じゃなくて、月々引き落とされる金額ですね。
利息と分けて仕訳ですね。
決算時に、12ヶ月間引き落とされたソフトウェアの合計金額を減価償却するのでしょうか?
ソフトウエアは工具機器備品の項目ですね。
理解出来ていなかったら申し訳ないです。
よろしくお願いします。
1.ソフトウェアの償却ですが、法定耐用年数は5年ですので
例:1/1に取得したソフトウェアの決算時の仕訳
50万円×12カ月÷60カ月=10万円
※期中取得であれば使用月数にて計算
2.ソフトウェアですね。ソフトウェアであれば勘定科目は無形固定資産のソフトウェアとなります。
工具機器備品のところを無形固定資産にする。
決算時に減価償却費/無形固定資産で計上する。でやっていきます。
もっと理解を深めて仕訳していきたいと思います。ありがとうございました。
本投稿は、2024年09月17日 14時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。