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間違って多く払ってしまった給与の処理について

お世話になっております

帳簿の確認をしていた所、先月の給与で従業員1名の振込金額を20円多く支払ってしまったことが判明しました。

この場合の処理の仕方について教えて頂きたいです。
宜しくお願いいたします。

税理士の回答

今回の20円多く振込した金額を従業員との間でどのようにしますか?
➀このまま支給し、来月の給与に充当する。
   仮払金/給与
 来月支給時に精算
   給与/仮払金
      現金預金
②従業員に説明し、20円を現金で受領する。
   現金/給与
 この場合、給与所得として20円が含めて源泉徴収税等を計算している場合は、税額等に誤りが無いか確認が必要でしょう。


 

猪川先生

回答ありがとうございます。
3/31締め、4/30振込の給与だったのですが、
3/31の仕訳が
借方)給与50万円
貸方)未払給与50万円

4/30の仕訳が
借方)未払給与50万円
貸方)普通預金413435円
法定福利費70875円
預り金15690円
でした。

ところが振り込む際に、振込金額を413455円としてしまい、20円多く振込んでしまっていました。
この20円については5月給与振込時に相殺したいのですが、この場合はどのようにしたら良いのでしょうか?

宜しくお願いいたします。

今、メールで確認しました。
振込の際に20円多く振り込んだのですね。
それでは、追加で20円の仕訳を計上しないと、4月30日現在の普通預金残高が相違するので、5月の給与での相殺をするのであれば、4/30で訂正仕訳ができればいいのですが、できなければ追加仕訳
  仮払金 20 / 普通預金 20 
仮勘定的な仕訳でよろしいのではないでしょうか。
5月分の未払給与の計上時には
  給与  / 未払給与
        仮払金   20
6月末の支払い時には、未払給与分(20円減分)を普通預金から振込支払い
所得税預り金や法定福利費は適正に計算した金額が計上となります。
これでよろしいのではないでしょうか。

猪川先生

ご丁寧に回答ありがとうございます。
助かりました。
またこれからもよろしくお願い致します。

本投稿は、2023年05月27日 13時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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