自分用と生徒用の教材費の仕分けについて
自営業で英語教室を開いております。
教室で使用する教材を、たとえば100名分(※)まとめて外部から購入し、そのうち
1) 1名分は教師用テキストとして自分で教室で使用
2) 50名分は生徒50名へ配布
3) 49名分は今後入会する生徒のために保管する
とした場合、「教材費」としてまとめて経費計上が可能でしょうか?
それとも、3つのケースで異なる仕分けが必要でしょうか?
※オンライン教材で、書籍ではなく使用ライセンスを購入するような形のため、「○冊」ではなく「○名分」という書き方をしております。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

上記の3)については処理を変える必要があるように思われます。
(借方)教材費 ××× (貸方)普通預金 ×××←1)2)の分
(借方)前払費用 ××× (貸方)普通預金 ×××←3)の分
3)の分はまだ事業に使用していないからです。
下段の仕訳の 3)の分は、使用するに応じて、
(借方)教材費 ××× (貸方)前払費用 ×××
と経費に落としていくことになると思われます。
早速のご回答、ありがとうございます。助かります。
もう1点だけお伺いしたいのですが、2) や 3) の生徒用の分も全て経費の扱いでも問題ないでしょうか?
それとも 1) は自分のレッスン道具として使用するため経費、2) と 3) は生徒が使用しその費用も含めた月謝をいただいているため仕入れの扱いにすべきでしょうか?
何度も恐れ入ります。
よろしくお願いいたします。

おっしゃるように生徒が使用する教材費については、仕入に含めるという処理も考えられますが、上記のように、未使用の部分を前払費用に振替えて経費に算入していないのであれば、仕入に含めず処理して問題ないように思います。
その場合所得金額は同じになるからです。
書籍ではなくライセンス購入のようなものと聞き、上記のように回答させていただきました。
ありがとうございます。
生徒が使用する教材でも、必ずしも仕入の扱いにしなくて大丈夫なのですね。
お忙しいところご丁寧にありがとうございました。
本投稿は、2025年01月31日 00時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。