勘定科目について
風俗で働き始め、今年も確定申告をするつもりです。今まではあまり経費の領収書をもらったりする習慣がなく経費として落としたものが少なかったため今年分は経費として色々領収書もらうように心掛けていたのですが経費の勘定科目をどれにするべきなのかわからず困っております。以下のものは勘定科目は何になりますでしょうか?教えていただければ幸いです。
・カラコン代
・お店でのみ着用する下着や洋服代
・性病検査代
・性病検査が陽性だった場合のレディースクリニック代
・お客様とのお食事代
・撮影のためのヘアセット代
・写メ日記用の写真を撮影するためにホテルを利用した際の領収書
・講習代
また眉毛サロン、まつパ(風○をしてなければ行かない)も経費としておちるのでしょうか?その場合経費項目は何にしたらいいのでしょうか?
お店が複数ある場合事務所の住所や店名を書いておけばいいのでしょうか?
税理士の回答

【経費ごとの勘定科目】
1. カラコン代
→ 消耗品費(短期間で使い切るものなのでOK)
2. お店でのみ着用する下着や洋服代
→ 消耗品費または衣装代(備考欄に「業務用」と記載が安心)
3. 性病検査代
→ 福利厚生費または衛生費(個人であれば医療費控除も検討。ただし、風俗業の衛生管理の一環なら経費でOK)
4. 性病検査が陽性だった場合のレディースクリニック代
→ 福利厚生費または衛生費(基本は検査同様、業務に関連付け可能)
5. お客様とのお食事代
→ 接待交際費(事業に必要な飲食として)
6. 撮影のためのヘアセット代
→ 広告宣伝費(写メ日記や宣材撮影用と明確なら宣伝費扱い)
→ または美容費としても可(実務上はこちらも多い)
7. 写メ日記用の写真を撮影するためにホテルを利用した際の領収書
→ 広告宣伝費または会場使用料(写メ日記・宣材用であれば)
8. 講習代(接客・サービス向上など)
→ 研修費または雑費
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【眉毛サロン・まつパの扱い】
• 風俗の仕事をしていなければ通わないのであれば経費計上可能です。
• 勘定科目は
→ 美容費(風俗業界ではよく使用される項目)
→ または消耗品費でもOK(実務では柔軟)
※税務署対策として、「業務上必要だった」旨を補足欄やメモで残しておくと安心。
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【複数店舗での活動時の注意点】
• 確定申告書には**開業届を出した住所(基本は自宅)**を記載しますが、帳簿上は
→ 「○○店(店名)」や「○○エリア勤務分」などのメモ書きで十分です。
• 店舗ごとに「売上・経費」を分ける義務はありませんが、後で分けたくなる場合もあるので簡単なメモはおすすめ。
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【アドバイス】
• 領収書の「宛名」はなくても構いませんが、裏にメモで「業務用」と記載しておくと税務署に対して説明がしやすいです。
• **家事按分(プライベートとの併用部分)**は、美容費や衣装代で必要な場合もありますが、完全に業務用なら全額経費化OK。
本投稿は、2025年03月11日 03時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。