帳簿付けについて
青色申告 複式簿記の帳簿付けについての質問です。
この間クレジット決済で仕入れをして商品代金を支払った後に在庫切れによるキャンセルが発生してしまいました。
その料金は返金されるのですが、そういった場合帳簿での処理はどのようにするのが一番良いのでしょうか?
クレジット決済なので
仕入高/未払金
仕入れ金額はまだ引き落とされていないし返金もまだされていないので今はこのような帳簿しかつけていない状態です。
この処理があっているかとこの後にくる処理を教えていただきたいです。
引き落としより先に返金されると思うのでその場合の帳簿付けの仕方でお願い致します。
税理士の回答
仕入のキャンセルが発生した場合の仕訳は次の通りです。この仕訳で現在計上されている仕入と未払金の処理を取り消します。
・未払金 / 仕入高
次に、引き落としより先に返金された場合の仕訳は次の通りです。
・普通預金 / 仮受金
最後に、クレジットの引き落としがあった場合の仕訳は次の通りです。
・仮受金 / 普通預金
入金された時
(普通預金)/(仕入)
引き落しされた時
(未払金)/(普通預金)
で良いと考えます。
服部先生
ご回答ありがとうございます。
書いていなかったのですが、キャンセルが発生したのは1部の商品だけで他の商品は購入出来ている状態なんです。
だから返金もまとめて購入した商品の1部なんですよね…ですから仕入れと未払金の取り消しをしてしまっては全てが取り消されてしまうということですよね...?
それを踏まえてもう一度教えていただけないでしょうか…?
お手数お掛けしてしまってすみません。
ご連絡ありがとうございます。
キャンセルは一部の商品なのですね。
そうなりますと、上記仕訳ではかなり複雑になりますので、返金された場合に仕入を取り消す方法が望ましいですね。つまり山中先生の処理と同様になります。
≪キャンセル時≫
・特に仕訳せず
≪返金時≫
・普通預金 / 仕入高
≪クレジットの引き落とし時≫
・未払金 / 普通預金
以上、宜しくお願いします。
服部先生
中山先生
ご回答ありがとうございました。
回答の通りに帳簿をつけてみます!

整理しますと、
仕入時
仕入 100 未払金 100
キャンセル 10
未払金 10 仕入 10
支払い時
未払金 90 預金 90
となりますね。
上述したものでは、未払金 10が残ってしまいますので。

キャンセル時 未払金/仕入(キャンセルした一部の商品)
引落時 未払金/預金
事業主貸/預金 キャンセル分
入金時 預金/事業主借 キャンセル分
相田先生
ご回答ありがとうございます。
なるほど...確かにそうですね。
仕入は私が既に記入しているもの
キャンセルというのは返金された日
支払い時というのはクレジットの引き落としがされた日
という解釈で合っていますでしょうか…?
これからキャンセルがあった場合も相田先生の仕訳で行えば青色申告を正しく行えますでしょうか…?
先生によって回答が違うので少し心配になりました...

期をまたがなければ、キャンセル時でも、入金時の処理でもどちらでも構いません。12月31日までにキャンセルして、1月1日以降に入金するものがあれば、それはキャンセル時の仕訳を起票することになりますが。
同じ仕訳ですね。
事業主勘定は貸借(右、左)同様に生じていますので。
事業主貸、事業主借は通常、どちらかに寄せるのですが、あまり意識されず、異なる科目のようにみえますが、同じ科目です。
本来、不要な仕訳ですが、税理士の方によって、備忘仕訳として起票される方もいるのかもしれません。
結果としては、同じになっていますね。
であれば、シンプルな起票で十分かとは存じます。
どの先生の回答も正解と考えます。
複式簿記の記帳方法は、継続適用が原則です。
一つの経理方法を選択したら、継続して経理されたら良いと考えます。
相田先生
返信ありがとうございます。
では、キャンセル時の返金金額が自分の口座に入金された日に先生の回答に書いてあるキャンセルの部分の仕訳をしようと思います。
中山先生
継続適用というものがよく分からないのですが...差し支えなければ教えていただきたいです。

起票方法は継続性は問われません。
会計方針ではありませんので。
混同が生じているのかと思われます。
相田先生
返信ありがとうございます。
分かりました...
結局青色申告をするにあたり何をすればいいのかよく分からなくなってきてしまいました...いろんなご意見があるので混乱しています。
言葉にタイプミスがありました。
複式簿記の記帳方法
複式簿記の経理方法のタイプミスです。
経理方法は、会計方針です。

こんな時は最寄りの青色申告会です。手ごろな価格で記帳指導いただけますので。
本投稿は、2018年07月17日 18時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。