個人事業主の生活費の考え方
初めて投稿させていただきます。
今年から個人事業主で開業したばかりなので経理は勉強中のためわからない部分があり投稿させていただきました。1ヶ月営業し、月末に普通預金から生活費のため10万円を出したとします。
その際、事業主貸 100,000/普通預金 100,000で計上すると思います。
その後、5万円だけ使って残りを普通預金に戻した場合、 普通預金50,000/事業主貸 50,000 の反対計上だけすればよろしいのでしょうか。
また、いまいち理解しておりませんが、事業主貸で引出したお金は、確定申告の際、会社の通帳に返す(消し込み)作業のようなものをしなければならないのでしょうか。それとも、事業主貸が年々膨らみ続けるような計上の仕方で問題ないのでしょうか。
うまく説明できているかもちょっとわからないですが、ご教示いただけたら幸いです。何卒よろしくおねがいします。
税理士の回答

戻した場合の仕訳は、普通預金/事業主借、となります。
余ったから戻すというよりも、新たに借りる的な考えと思います。

岡本好生
個人事業者の会計には奇妙なところがあって、事業主貸,事業主借の期末残高は次年度に繰り越しません。
「当年元入金残高+当年末事業主借残高ー当年末事業主借=次年元入金残高」
という関係で次年度の元入金に合算差引して繰り越すんですよ。
資本と利益の区別を単年分しかしないんですね。
というわけで事業主との貸し借りはあまり細かく考える必要はありません。
借入金や貸付金とは違う概念で事業主にお金を出すときに事業主貸、事業主からお金がはいってきたとき事業主借を使って事業と家計を分ける機能を持たせているだけです。
岡本先生わかりやすいご回答ありがとうございます。
特に事業主貸の分を事業主借で相殺する必要はないんですね。
安心しました。ありがとうございます。
本投稿は、2018年07月30日 10時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。