個人事業を廃業したあとの記帳にかんして
今春、法人なりをして、今までの個人事業は廃業しました。
仕事の内容は全く同じです。
法人口座を別に開設したのですが、まだ以前の個人事業のときの口座に、法人の売掛金が入金されることがあります。
個人廃業後も記帳はまだ続くと思いますが、個人口座に入金されたぶんの仕訳は、みな事業主勘定とするのでしょうか?
銀行 100,000 事業主貸 100,000 法人の売掛金
また、個人事業税など支払ったぶんは、個人事業の資金が不足のため、個人のお金から払いました。
事業主借 100,000 現金 100,000 個人事業税
以上のような仕訳でよいのでしょうか?
ちなみに、個人事業の口座解約は、法人後、どのくらいの期間がたてば解約しても大丈夫ですか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

個人事業の口座に限ってご回答させていただきます。
売掛金の入金に関しての仕訳は間違いございません。
個人事業税は必要経費になりますので租税公課です。所得税、住民税は事業主勘定で処理します。あと、経理方法にもよりますが、現金勘定の代りに事業主勘定でもよいと考えます。
口座は特に解約する必要はないと考えますが、最後の個人の確定申告はしなければなりませんので、もし、振替納税を選択されており、ご質問の口座から引き落としされることになっていましたら来年4月20日頃までは残しておく必要はございます。
ただ、法人の売上が間違って個人口座に入ってくるとのことですので、今すぐ解約して、お客様に新しい法人口座を覚えていただくこと、税金関係は現金で納めることも可能ですので、その方法もありかと考えます。
ご回答ありがとうございます。
事業税の仕訳は、へんでしたね。
租税公課 100,000 事業主借 100,000 個人事業税
で、よいでしょうか?
法人の入金先の口座は、変更していただくよう伝えてあるのですが、
先方さまの手違いか、仕方ないです。
懲りずに、また伝えていきます。
こういった間違いもあるんで、早く個人事業の口座を解約したいです。

事業税の仕訳OKです。
個人口座は、まず解約し、振込不能にして、法人口座の周知にと思いましたが、お客様相手で、お振込みいただいている作業の中でのこと、地道に伝えて覚えていただくのがいいですね。
ご回答ありがとうございました。
丁寧に教えていただき助かりました。
本投稿は、2019年11月02日 11時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。