開業前の仕入、仕入先訪問時の手土産代、交通費、宿泊費の仕訳について
5年前に開業しようと準備していた事業が、病気のために頓挫し、また再開しようと考えています。
事業内容は全く同じで衣服の販売です。
ご相談したい内容は以下の通りです。
①5年前の仕入、仕入先へ訪問時の手土産代、交通費、送料や切手代はどのような仕訳をするのでしょうか?
②日付は全て開業日で仕訳することになりますか?
③全て開業初年度分の確定申告で申告するのでしょうか?
ご助言のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

実務的には、あまり過去の支出を開業費とすることは少ないのですが、領収書などが残っており、また、開業費として適切な支出であることを前提に回答させていただきます。
①仕訳については、以下のように全てを仕訳します。なお、摘要欄にどのような支出なのかを記載すると良いと思います。
(借方)開業費××円 (貸方)事業主借××円
②日付について
すべて、開業日に仕訳します
③開業費の償却について
繰延資産(開業費)の償却費の計算については、60か月の均等償却又は任意償却のいずれかの方法によることとされています(所得税法施行令第137条第1項第1号、第3項)。
迅速なご回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
本投稿は、2020年10月22日 17時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。