個人事業主が私的なことにお金を使う=事業主貸で大丈夫ですか?
個人事業主の場合、事業のお金から自分の生活、衣食住にかかわる買い物や趣味にお金を利用することになるかと思いますが、その場合、事業主貸で入れるべきなのでしょうか?それとも別の方法で入れるのでしょうか?
「事業主貸・借が多いとあまりよくない」ということを知り合いから言われましたが、いろんなサイトを見ると、個人事業主の給与に当たるものは事業主貸だと出てきます。
事業主借の場合、そのお金の出所について不審に思われた場合に税務調査の対象になり得るということを見ましたが、貸についても問題になることがあるのでしょうか?
税理士の回答

行方康洋
事業のお金から自分の生活、衣食住にかかわる買い物や趣味にお金を利用することになるかと思いますが、その場合、事業主貸で入れるべきなのでしょうか?
→そのお考えで問題ありません。
事業主借の場合、そのお金の出所について不審に思われた場合に税務調査の対象になり得るということを見ましたが、貸についても問題になることがあるのでしょうか?
→預金口座を通らない取引が多い職業、例えば、飲食業では、事業主借のお金の出所が不審であると、税務調査の対象になることはあるかもしれませんが、口座を通る取引がほとんどの場合で売上を確実に記帳していれば、あまり気にされなくてもいいと思います。事業主貸については、一般的には、収入を計上した後のお金の使い道ですので、あまり問題にならないかと思います。
最終的に適正に記帳していれば、心配されなくてもよろしいかと思います。
本投稿は、2021年01月08日 22時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。