工事未払金処理について
会計の処理について伺いたいです。
昨年度決算で計上済みの未払金が500万あります。
今年実際に工事が行われ、予定していた金額よりも少なく、実際は400万かかりました。
未払金100万円分は、どのように会計上処理したらいいのでしょうか。
未払金100万、雑収入100万といった形でしょうか。
ご指導お願いいたします。
税理士の回答

長谷川文男
事実関係の問題ですが、終わっていない工事は、未払金は計上できません。前期はどの様な仕訳をしたのでしょうか?
建設仮勘定//未払金
又は
外注費//未払金
同額を
棚卸資産//期末棚卸
のいずれかなら、前期に経費になっていないので、そのまま修正すれば良いと思います。
経費科目//未払金 だと、前期の所得が過少なので、前期を修正申告して、今期、前期損益修正益として、税務調整です。
工事自体が前期に終わっていたが、金額が未確定で見積もり計上していた場合は、見積もり計算は正しい時は、雑収入でいいでしょう。
見積もり自体が間違っていた場合は、前期の修正申告、今期は前期損益修正益として、税務調整です。
繰り返しますが、終わっていない工事の未払計上は、それ自体が間違いなので、その修正をする必要があります。
工事物件が引き渡されて初めて、未払金計上ができます。
本投稿は、2021年03月22日 16時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。