仕訳について
根本的な質問で申し訳ありませんが、
経理の実務において、1つの仕訳上に損益勘定が借方貸方に計上するのはどうでしょうか。
当社の会計システム上、固定資産を売却を行った場合、「売却処理」機能がなく「除却処理」で行わなくてはいけない状況です。売却仕訳を手入力する必要があります。
①通常除却仕訳 ※器具備品は償却済みで残存価額1円。
(借方)器具備品減価償却累計額 99円 /(貸方)器具備品 100円
(借方)固定資産除却損 1円
②通常売却仕訳(売却益) ※器具備品は償却済み。
(借方)器具備品減価償却累計額 100円 /(貸方)器具備品 100円
(借方)未収金 220円 / (貸方)固定資産売却益 200円
(貸方)仮受消費税 22円
③今回質問の仕訳(①除却仕訳と②売却仕訳の合算)
(借方)器具備品減価償却累計額 99円 /(貸方)器具備品 100円
(借方)固定資産除却損 1円
(借方)未収金 220円 / (貸方)固定資産売却益 200円
(貸方)仮受消費税 22円
③の仕訳だと、「(借方)除却損」と「(貸方)売却益」の損益勘定が出てきます。損益勘定が1つの仕訳に計上しても問題ないでしょうか。
(除却損1円と売却益200円を合算させて、売却益を199円として計上し、除却損は計上しないとするのが良い・正しいのでしょうか。個人的には除却損がありますよという意味で計上したいのですが)
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
科目としては除却損ではなく売却益が正しいです。
また消費税は売却額200円で計算しますので、仕訳としては、1円(消費税対象外)と200円(課税売上)で分けて計上したほうがわかりやすいです。
南先生
早速のご回答誠にありがとうございます。
除却損と売却益を合算させて売却益を計上する、また売却益を消費税課税非課税に分けて計上する旨理解いたしました。
売却案件自体そうそう無いので心配でしたが助かりました。
ありがとうございました。
本投稿は、2022年03月17日 09時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。