売買目的有価証券について
退職金の準備金として有価証券による積立を考えておりますが、これは売買目的有価証券に当たり含み益も課税されますか?
買付は毎月ですが、売却は暴落時や退職金の支払い時のみと考えております。
税理士の回答
私見を含めて意見を述べさせて頂きます。売買目的有価証券は、株価(時価)の変動により利益を得ることを目的として保有する有価証券のことであり、つまり短期間の価格変動により利益を得ることを目的としていますから、通常は同銘柄に対して多頻度の反復継続的な購入と売却が行われるものと考えます。「買付は毎月ですが、売却は暴落時や退職金の支払い時のみ」の有価証券の保有については、この要件に該当しないものと考えます。ですから時価評価による「含み益」(含み損)の計算の必要はありません。
ただ退職金の原資となる準備金は共済関係等の外部積立が一般的であり、リスクの高い株式等の有価証券の内部留保はあまり経験値がありません。専門家によるアドバイス等により安全かつ安定した配当が見込める商品選択をお勧めします。
本投稿は、2022年12月03日 13時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。