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一人株式会社の清算手続きでの役員借入金と棚卸資産の処理につきまして

お世話になります。
この度、赤字が続いたため、一人株式会社の解散を検討しており、現状としましては資本金100万円(株主は私1人)で、役員借入金2,000万円、繰り越し損失2,000万、棚卸資産500万円、固定資産0円となっております。
役員借入金の返済は見込めなく、資産の売却も売りづらいもののため、清算後、借入金は消滅し、棚卸資産を取得原価で株主である私が取得するという処理になるのでしょうか?
また、もし、そうであればこれは100万円で取得した株式に対して500万円の売却額があるとなり、400万円分の利益に対する税金の支払い義務は生じるのでしょうか。それとも役員借入金と何らかの形で相殺されるのでしょうか。
よろしくお願いします。

税理士の回答

棚卸資産は借入金の返済に充当する代物弁済の方法をとれば課税の問題は回避できると思います。
その後、残った借入金を債務免除して清算の手続きを進めることになると考えます。
宜しくお願いします。

ご連絡が遅れて申し訳ございません。ご丁寧なご回答ありがとうございます。
解散時ではなく、清算時の確定申告の提出時に、残った借入金を債務免除して清算の手続きを進めるということでよろしいでしょうか。よろしくお願いします。

ご連絡ありがとうございました。
債務超過の状態では解散できないと思いますので、通常は最後の事業年度(解散事業年度)において借入金の債務免除益を立てて債務超過の状態を解消し、その後、清算手続きを進めていく流れになると考えます。
宜しくお願いします。

本投稿は、2016年08月14日 11時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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