帳簿のつけ方|免税事業者の税込経理(相手方は税抜処理の請求書を希望)
免税事業者です。
帳簿は消費税も売上に含めた「税込経理」です。
数か月前にクライアントより、「税抜処理」で請求書の作成を依頼されました。
むこうはこちらが免税事業者と知っています。
当時は私が無知だったこともあり、会計ソフトで「税抜処理」をした請求書を作成して発行しました。
帳簿では消費税を含めた金額でつけています。
理由は入金額(売掛金)を書くときに、そうしなければ数字があわないためです。
請求書では「税抜処理」となっていても、帳簿で「税込」になっていれば問題はないでしょうか。(証明?証憑として大丈夫という認識です)仕訳項目に消費税を示すものはなく、「売上高」に含めて記載しています。
また、別の方の質問への回答で、免税事業者は「税抜経理」と書かれていたのもみたので少し不安です。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

会計が税込み経理で、請求書は税抜きは、一切問題はない。
でも、R5.10.1からは、竹中の考えですが・・・免税事業者は、税込みでも請求書が正しいと考えます。また、請求書に消費税の金額は記載しない。ただし、10%か軽8%かの文言は必要。
また、免税事業者は、税込み経理が正しい。税抜きは考えられない。
竹中さま
会計が税込み経理で、請求書は税抜きは、一切問題はない。
ありがとうございます。安心しました。私自身は外注を利用していないため、受領側の負担がどのようなものかイメージがしづらかったため、大変助かりました。
でも、R5.10.1からは、竹中の考えですが・・・免税事業者は、税込みでも請求書が正しいと考えます。また、請求書に消費税の金額は記載しない。ただし、10%か軽8%かの文言は必
インボイス制度が本格的に始まったら、税込みの請求書へ転換する必要があるんですね。
これは備考欄などに「金額には消費税10%を含む」など記載をすれば問題はありませんか?
たとえばこれまで以下のように記載していた場合
小計13,000円
消費税1,300円
源泉徴収税1,327円
合計:12,973円
R5.10.1からは
小計:14,300円
源泉徴収税:-1,327円
合計:12,973円
概要欄に「小計には消費税10%を含む」と書けばよいでしょうか。
私が使用している請求書作成ソフトには「10%対象」の内訳欄を追加できます。
内訳:10%対象 13,000円
消費税 1,300円
こちらをつけることで追加の文言を省くことは可能でしょうか?
(念のために記載したほうがよけばその旨ご返信いただけますと幸甚です)
よろしくお願いいたします。

インボイス制度が本格的に始まったら、税込みの請求書へ転換する必要があるんですね。
これは備考欄などに「金額には消費税10%を含む」など記載をすれば問題はありませんか?
それで問題はない。
概要欄に「小計には消費税10%を含む」と書けばよいでしょうか。
上記記載までと、竹中は館変えます。
私が使用している請求書作成ソフトには「10%対象」の内訳欄を追加できます。
内訳:10%対象 13,000円
消費税 1,300円・・・左の記載は、してはいけないと考えています。
上記は、してはいけないように考えています。竹中の考えです。
竹中様、ご返信ありがとうございます。
大変勉強になりました。
課税事業者への登録を迷っていましたが「2割特例」があると知り、転換へ気持ちが傾いています。税理士の先生方もいろいろご意見があると思いますが、課税事業者に転換したときに困ったことが出てきましたら、また質問させてください。
ありがとうございました。

課税事業者への登録を迷っていましたが「2割特例」があると知り、転換へ気持ちが傾いています。税理士の先生方もいろいろご意見があると思いますが、課税事業者に転換したときに困ったことが出てきましたら、また質問させてください。
この課税事業者は、3年縛りです。
3年後からは、2割特例はなくなります。
竹中様
ありがとうございます。
3年後に2割特例がなくなるのは理解しています。
3年後に簡易課税に転換する予定です。
ただYouTubeなどでいろんな税理士さんが登録しなくてもよいというのを見ました。
実は先日登録したのですが、撤回したほうがいいのか少し迷っています。
もしそのままスタートしたら2割特例を使用して、3年間検討したいと思います。
少額ですが、所得も高くないため本当に迷っています。
できれば無くなってほしいというのが本音です。
愚痴を言ってすみません。
また何かあればよろしくお願いいたします。
本投稿は、2023年07月16日 13時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。