前期損益修正の仕訳について
3期目の法人です。決算修正について質問をさせてください。
創業時に加入した団体会費について25万円を支払い、繰延資産として固定資産台帳に登録をしたのにもかかわらず、誤って当該期に諸会費で計上し、経費処理をしてしまいました。同資産については現時点でも固定資産台帳に登録しており、各年で減価償却をしています。
今期で誤りに気付いたため、前期損益修正の処理をしたいと考えております。そこで仕訳が以下のようになるかと考えているのですが、この仕訳で問題がないかご教示いただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
借方 諸会費 250,000 貸方 前期損益修正損 250,000
税理士の回答
諸会費として損金処理したのは前期なのですか?そうであれば貸方は前期損益修正益です。前期より前であれば過年度損益修正益です。
ご記載の内容だと25万円を損金処理した上に、減価償却しているということは損金の二重計上ですから、単に仕訳処理だけでは完了せず、過少申告した各事業年度の修正申告をしなければいけません。
ご回答ありがとうございます。
損金処理は前々期のため、過年度損益修正益になるということですね。
またこの場合、借方は諸会費で問題ないでしょうか。
繰延資産と書かれているので、繰延資産の入会金などではないのですか。
前々期の修正申告が必要です。
重ねてご回答ありがとうございます。
修正申告をする方向で処理を進めていきたいと思います。
本投稿は、2023年12月18日 23時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。