会社員→フリーランスになった場合の家事按分の求め方や、クレジットの引き落としについて
昨年6月末に退職し、現在自宅にてフリーランスのお仕事をしております。
白色確定申告で、経費として家賃、電気代、通信費を計上しようと考えているのですが、いくつか不明な点があります。
Q1.家事按分の求め方の一つとして、電気代だと「年間電気代」を使ったやり方、通信費も「年間インターネット代金」と年間のお金から出す方法があるようですが、私のように、年の途中から退職した者は、やはり退職した月以降、つまりフリーランスとして仕事をはじめた月からの合計金額から求めたらいいのでしょうか?
Q2.家賃の計上は、月々の家賃代と仕事場面積から求めるつもりですが、Q1と同様の考え方で、フリーランスをはじめた月からを計上する、ということで大丈夫でしょうか?
Q3.クレジットで支払っている経費の項目の場合、「買った日」と「引き落とし日」とで月が違います。この場合、経費としてあげるときは「引き落とし日」であげればいいのでしょうか?また、12月購入→1月引き落とし日のように年をまたいでいるときはどちらの年に計上すればいいのでしょうか?
ご回答、どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです
Q1.家事按分の求め方の一つとして、電気代だと「年間電気代」を使ったやり方、通信費も「年間インターネット代金」と年間のお金から出す方法があるようですが、私のように、年の途中から退職した者は、やはり退職した月以降、つまりフリーランスとして仕事をはじめた月からの合計金額から求めたらいいのでしょうか?
A 貴殿の認識の通りとなります。
事業開始日から12月31日までの電気代 を 事業割合/100 にて算出
Q2.家賃の計上は、月々の家賃代と仕事場面積から求めるつもりですが、Q1と同様の考え方で、フリーランスをはじめた月からを計上する、ということで大丈夫でしょうか?
A Q1の同じ考え方です。
Q3.クレジットで支払っている経費の項目の場合、「買った日」と「引き落とし日」とで月が違います。この場合、経費としてあげるときは「引き落とし日」であげればいいのでしょうか?また、12月購入→1月引き落とし日のように年をまたいでいるときはどちらの年に計上すればいいのでしょうか?
A 売上も経費も29年中に発生したものとなりますので、実際の支払が30年となっても、29年中に購入したものについては、29年の経費に含めることとなります。
尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
では、参考までに
ご回答ありがとうございます。
Q3につきまして、そうなりますと、クレジットは「引き落とし日」ではなく、「買った日」の月で計上して大丈夫でしょうか?(念押しですみません)

参考になったのでしたら良かったです。
さて、再度のご質問について。
事業所得の申告について、収入・経費共に発生主義で計算することとなります
(現金主義の特例手続きをしている場合を除く)
説明には次のように記載されています
「必要経費となる金額は、その年において債務の確定した金額です。
つまり、その年に支払った場合でも、その年に債務の確定していないものはその年の必要経費になりませんし、 逆に支払っていない場合でも、その年に債務が確定しているものはその年の必要経費になります。」
詳しくはhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2210.htmを参照ください。
従って、29年中に購入して事業の用に供したのであれば、購入方法がクレジットやローンなど後払いであっても、必要経費として計算することとなります。
では、参考までに
さらに詳しくご回答いただきありがとうございました。
サイトによって解説が異なるので、悩んでいたのですが、国税庁の方でも解説されているのですね。
ありがとうございました!
本投稿は、2018年02月03日 05時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。