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クレジットカードの返金額が利用額を上回った際の仕訳について

お世話になります。
クレジットカードの仕分けについて教えていただきたいです。
調整額(返金額)が今月利用額を上回ってしまい、3ヶ月分の請求金額が0円となった場合どのように仕分けしていけばいいのでしょうか?

◎今回 : 返金額¥200,000
利用額¥ 50,000
◎次回 : 利用額¥ 50,000←前回の返金額から支払い

上記仕分けの仕方を教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

◎通常
諸口 / 現金
光熱費 / 諸口
消耗品 / 〃
 :
といった仕分けをしております。

税理士の回答

 個人事業主であれば、通常どおり、経費で使用した金額を、

(借方)消耗品費 ××× (貸方)事業主借 ×××

で処理すれば、問題ないと思います。

ご返答ありがとうございます。
法人なのですが、同じように処理するのは難しいでしょうか?

 法人であれば、返金額についても処理が必要になるように思われますが、上記の記述の情報量が少なすぎて、内容がよくわからないため、回答不能となります。

度々申し訳ございません。
どのような情報が必要でしょうか...

保険料の返金が20万円(1件)あり、その他消耗品等の支払いが5万円でした。
ですが、この5万円が返金額で相殺されており引き落としが0円になっています。
この状態が2ヶ月程続いている状態です。
まず、この保険料返金の仕訳もよくわかりません...

 保険料支払い時に、「保険料」などで損金に算入していれば、保険料の戻りを計上する必要があると思われます。

法人なので、クレジットカードについては、「未払金」で処理するのが一般的でありであり、「現金」で処理するのはは誤りです。

本来は保険の戻りを未収入金で計上するのが理論的に正しいですが、わかりやすくするため、クレジットカード関係をすべて「未払金」で処理すると、

・保険の戻り
(借方)未払金 200,000 (貸方)雑収入 200,000
・消耗品の支払
(借方)消耗品費 50,000 (貸方)未払金 50,000

となります。

そうすると、「未払金」(=クレジットカード会社への支払い予定額)の残高が、▲150,000円となり、クレジットカードの引き落としがない、ということが明瞭になります。

・次回の消耗品購入
(借方)消耗品費 50,000 (貸方)未払金 50,000

この段階で「未払金」(=クレジットカード会社への支払い予定額)の残高は▲100,000円となり、クレジットカードの引き落としがない、という実態が明瞭になります。

その後も、購入時は未払金で計上していけば、いずれマイナス残高がプラス残高に転じて、その引き落とし時に

(借方)未払金 ××× (貸方)普通預金 ×××

と処理していくことになります。

とてもよくわかりました!未払金を使って処理していこうと思います。
一人経理の為、質問できる人がおらず困っていたので助かりました...
ありがとうございました。

本投稿は、2024年08月09日 12時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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