個人事業で前期の前払金仕訳ミスの対応
個人事業主です。
2016年度の決算時に誤って、下記のような仕訳をしてしまったことに、
2017年度の決算処理中に気がつきました。
(借)旅費交通費 30,000 / (貸)前払金 30,000
経費を多く計上したことになってしまうと思いますので、
やはり修正申告すべきでしょうか?
また、2017年の前払金残高が-30,000となってしまっていますが、
これを解消するために、どのような仕訳をすればよいのでしょうか?
ご教示いただけると助かります。
税理士の回答

はじめまして、税理士法人としま会計の嶋根と申します。
2016年に
前払金 /現預金 (30000) とすべきところ、
旅費交通費 /前払金 (30000) としてしまった、ということでしょうか?
前年の申告を修正するのが本来のやり方ではありますが、金額も3万円とのことですので、今回の申告で修正するのも許容されるのではないでしょうか。
2017年の旅費交通費が30000円を超えているようであれば下記仕訳で修正できます。
前払金 / 旅費交通費※ (30000)…前期の仕訳を取り消す仕訳
前払金 / 現預金 (30000)…本来の仕訳
※について旅費交通費が30000円ない場合は旅費交通費がマイナスになってしまうため、他のなんらかの費用勘定で調整することになります。よろしくお願い致します。
迅速なご回答をいただきありがとうございました。
ご教示いただいた内容を参考に再検討します。
本投稿は、2018年03月03日 13時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。