リースについての処理を教えてください。
リースの入れ替えを行ったのですが、契約額500万円、内契約額300万円、内解約金200万円となっており、消費税30万円の計530万円が合計契約額となってます。
毎月のリース料は63,095円となってます。
中小企業なので賃貸借処理していたのですが、今回も63,095円を賃貸借処理していいのでしょうか。
それとも解約損/未払とし、残りをリース料とした方がいいのでしょうか。
教えください。
税理士の回答

【結論】
今回も毎月の63,095円をリース料として賃貸借処理で問題ありません。
⸻
【補足解説】
• 「解約金」も含めたリース料になっている場合(=リース会社が旧契約の解約金を肩代わりし、月額に転嫁している)、
その全額を単純に「リース料(賃借料)」として費用処理すればOKです。
• 解約金が契約書等で別立てになっていて、まとめて一括支払した場合は、そこだけ「解約損」として処理する選択もありえます。
ただ、今回のように毎月定額で支払っていくパターンでは、「その全額をリース料として賃貸借処理」で、会計・税務上も実務に沿っており、問題ないと考えられます。
⸻
【税務調整は?】
• 賃貸借処理にしている限り、税務上の損金処理も毎月の支払時でOKです。
• 解約金もリース会社側で吸収しているので、あなたの方で「解約損」や「未払金」として分ける必要はありません。
本投稿は、2025年04月02日 16時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。