投資売益と出資金のミス記帳修正 前期損益修正益の仕訳
法人の前期決算で、投資先(匿名組合)からの配当の入金額が税抜35000でした。
(入金額に元本は含まれていない)
仕訳をまちがえて
普通預金 28000 諸口 28000
諸口 35000 出資金 35000
租税公課 7000 諸口 7000
としてしまい、出資金総額が減少してしまいました。
上記の出資金の部分が投資売益勘定であるべきでした。
これを今期の仕訳で
出資金 35000 前期損益修正益 35000
で出資金額の修正は正しいと思うのですが
投資売益勘定の修正はどうすればよいでしょうか?
投資売益 35000 前期損益修正益 35000
だと思うのですが、投資売益勘定が減少するのはおかしいかなとも思うので、
正解仕訳を知りたいです。よろしくお願いいたします。
税理士の回答

渡辺拓真
前期で本来処理されるべき仕訳は下記の通りになります。
【入金額が28,000円だった場合】
普通預金 28,000 諸口 28,000
諸口 35,000 受取配当金 35,000
法人税等 7,000 諸口 7,000
なので、今期にするべき仕訳は下記になります。
出資金 35,000 前期損益修正益 35,000
投資有価証券(出資金)に変動はなく、売買もされていないので
仰る通り、投資売却損益の仕訳は発生せず
上記の1仕訳で修正仕訳は完了です。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2025年05月24日 11時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。