有限責任事業組合 解散について
今年3月に有限責任事業組合LLP を2人で設立しました。
一つの飲食店で2人の個人事業主がいる形となります。
しかし、収益が見込めず相方は生活があるため抜ける検討をしています。
自分はそのまま1人で継続します。
その中で一つ懸念点がありご相談させて頂きます。
・開業日から現在は赤字(ほぼトントン)
・開業費として300万円処理しています。
そのため解散となるとマイナスの収益となります。
可能であれば開業費は数年に分けて処理していきたいので、
相方が承諾あれば在籍だけ残してLLPとして経営していきたいと考えています。
分配金については定款で自由に設定できるようにしています。
上記の考え方はおかしいでしょうか?
他にやり方あればアドバイス頂きたいです。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

松田光弘
相方さまを籍だけ残してLLPを実質質問主様だけで運営していくとなれば、個人事業主として一人で事業を行うのと実態は変わらないと思われます。
青色申告であれば純損失の繰越も受けられますので、税務上はLLPであることで生じる特段不利益はないかと思います。
懸念点を挙げるとすれば、LLPを継続して相方様の籍が残っている以上、将来的に利益が出てきた際に、損益を二人にどう分配するかで揉める可能性があることでしょうか。
その懸念点を払拭するのであれば質問主様の個人事業に事業を移すか、法人を設立して事業を移すかしたほうがよいかもしれません。
松田様
丁寧なご回答ありがとうございます。
懸念点につきましてもご指摘頂き勉強になりました。
本投稿は、2025年07月16日 21時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。